固定シートユニットを挿入し、ロックナットを締め、パッドと六角穴付き止めネジで固定します。
1) スタンドオフを取り付けるときに、V 字型のブロックを使用してネジをパッドすることができます。
2) ねじの詰まりを防ぐため、挿入時はまっすぐに挿入してください。同時に、強く叩かないでください(ねじ軸の先端に潤滑剤を塗布しておくと、固定側へのねじ軸の挿入がスムーズになります)。
3) ロックナットを一時的に締めます。
4) 支持部の固定側を分解しないでください。
2.支持側の取り付け
スナップリングを使用して支持側ベアリングをネジ軸に固定し、支持側支持座を取り付けます。
ベースへのネジアセンブリの取り付け
1.ナットホルダーを使用して作業台にナットを取り付ける場合は、ねじナットをナットホルダーに挿入し、仮締めします。
2.固定側ユニットをベースに仮止めし、作業台を固定側ユニットに近づけて軸心に合わせ、作業台がスムーズに動くように調整します。
3.固定ベースユニットを基準として使用する場合、調整のためにナットの外径と作業台またはナット座の内径との間に一定の隙間を残してください。
4. ワークベンチをサポート側のサポートユニットに近づけ、シャフトの中心に合わせます。ナットがストローク全体にわたってスムーズに動くまでワークベンチを数回前後に動かし、サポートユニットをベースに仮締めします。
精度と締め付けの確認

1. ボールねじ軸端の振れと軸方向すきまをマイクロメータで検査しながら、ナット、ナットホルダ、固定ホルダユニット、サポートホルダユニットの順に締め付ける必要があります。
2.モーターブラケットをベースに取り付け、カップリングを使用して接続します。モーターボールねじに取り付ける際は、必ず十分な試運転を行ってください。組立完了後、ボールねじの動作中に異音やカクツキがある場合は、各部品の接続を緩めて再調整する必要があります。
投稿日時: 2024年2月23日